小惑星 5231verne

1988年5月9日、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴに有るパロマー天文台(Palomar Observatory)でキャロライン・シューメーカーさんと言う方が発見した小惑星に 5231verne という星が有ります。


小惑星の多くは、火星と木星の間ぐらいの位置で星になりきれなかった星屑?が太陽軌道を回っていて、数百万もの小さな星がアステロイドベルト(asteroid belt)という小惑星帯を成しています。

写真はイメージです。


そして、5231ヴェルヌはウイキによるとこんな感じ。

軌道長半径 (a) 2.619 AU

近日点距離 (q) 2.220 AU

遠日点距離 (Q) 3.018 AU

離心率 (e) 0.152

公転周期 (P) 4.24 年

軌道傾斜角 (i) 14.90 度

近日点引数 (ω) 319.48 度

昇交点黄経 (Ω) 91.30 度

平均近点角 (M) 270.76 度

自転周期 4.320 時間

絶対等級 (H) 11.1

残念ながら大きさが書いてない。

ちなみにAUというのは天文単位アストロノミカルユニット( astronomical unit)という長さの単位で、地球と太陽との平均距離に由来し、現在の定義では 149 597 870 700 m の事です。地球と太陽の距離なので、光の速度で8分19秒掛かる。5231verneまでは地球から太陽までの距離の2.6倍とのことで光の速度で21分37秒程、掛かる。

月までが38440kmで光の速度で1.3秒なのでその約1000倍の距離です。

あの有名な小惑星探査機<はやぶさ>がタッチ&ゴーをした平均直径330mの小惑星イトカワは軌道長半径 1.324 AUで、地球を飛び立ってから4カ月で到達しています。小惑星ヴェルヌ迄は単純計算でその距離の約2倍。月で第1次キャンプ張って、イトカワ経由で・・・・・なんか往けそう(笑)。どなたか潤沢な資金をお持ちの方ならば、きっと、小惑星ヴェルヌに行くことが出来るでしょう。

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